税理士相談にも落とし穴!?遺言書でも発生するトラブル

評価しづらい不動産がからんだ遺産分割については、税理士さんが身に付けていない不動産の専門ノウハウが必要となります。 現場を知るには、専門家が必要であることがそこにあります。

不動産業専門の経験とノウハウ

税理士さんは税務のプロですが、遺産分割は税務の視点からだけでは解決しません。
特に不動産に関しては税理士さんが身に付けていない不動産の専門ノウハウが必要となります。
分割で一番難しいのは、評価しづらい不動産を如何に評価し、公平に分けるかです。傾斜地であったため、本来は評価額は安くなるはずでしたが、路線価をそのまま当てはめて計算したため、高い評価になったり、変電所が近隣にある、また、近くを電車が通過するので踏切の警報音と振動があるとか、また土壌汚染、埋蔵物、文化財の出土など、不動産には図面や地図の表面だけ見ただけでは評価を間違えてしまう要素が沢山隠されています。
そして、相続評価に使う路線価はそれらの要素を反映してはいないのです。

不動産の基本は、現場確認です。税理士さんが手を抜いているとは言いませんが、不動産を納税のために売却するにしろ、税額をはじくにしろ、やはり現実の評価額(売買見込額)を算出することが必要になります。そこで、評価額を有利にするには、不動産を加工する(扱う)経験とノウハウが必要です。現場を正確に知るには、専門家が必要であることがそこにあります。   
また、公平に分けるには、如何に分筆をするか、隣接地とはトラブルがないか、 埋設物の存在は分割に支障はないか、などを事前に処理・整理してはじめてできることなのです。税理士さんだけに任せておく危険性がそこにあります。

不動産の遺産分割が絡んだ遺言書のご相談は伸寛にお任せ下さい。

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