固定資産税の季節

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相続全般今年も来ました、固定資産税。

役所は納入通知書を忘れずに送ってきますね、律儀ですね。

訪問した地主様は、ご自宅と、駐車場2ヶ所、子供の建物のための使用貸借の土地で、税は総額100万円超すそうです。駐車場は相場の半値で貸していますので、以前、もっと値上げをと申し上げたのですが、駐車場を借りている方とのお付き合いを大事にされている方で、聞き入れてくれませんでした。

地主様の収入は年金と駐車場収入のみです。

閑話休題。

固定資産税で注意をしなくていけないのは、更地にアパートとかを建てると固定資産税が安くなりますという触れ込みで、何かを建てさせる営業が多いことです。
一戸につき200㎡まで土地の課税標準が1/6になるというのもですが、そのまま、更地の税額が1/6になると思い込んでいる人がいます。ハウスメーカーの営業マンさえがそうです。固定資産税評価額がそのまま課税標準として計算される場合はそうですが、負担調整措置で課税標準に達していない場合には、1/6になりません。

役所に行けば、今、更地に建物を建てれば土地の固定資産税がいくらになるか教えてくれます。
業者の試算する収支表には手を抜いた数字があることに注意すべきです。

話を戻します。この地主様はご高齢ですが、ご自分のポリシーがはっきりされた方です。
私の持っている経験・知識で少しでもお役に立ちたいと思います。

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伸寛代表紹介
伸寛代表紹介

代表取締役社長 萩原和雄

代表取締役社長
萩原和雄

  • NPO法人相続アドバイザー協議会会員 相続アドバイザー
  • 日本FP協会認定 AFP
  • NPO法人湘南不動産コンサルティング協会理事
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • 宅地建物取引主任者
  • 住宅ローンアドバイザー

代表プロフィール

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