還暦式の準備で
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海老名市では、ほかの行政では珍しい「還暦式」を成人式と同時に行っています。
市内在住の60歳が対象ですが、昨年は約800人もの人が参加しました。
今年還暦になる私もご縁で実行委員に推薦され、昨晩2回目の実行委員会に参加しました。
お手伝いは市役所の職員の方々がしてくださるので、事務的な準備はなく気軽ではあります。発想を逞しくして、イベントや出し物の検討をするのですが、その辺は一番弱いところで、頭が固いことを痛感させられます。
60歳を節目にして、何か印象に残ることを企画したいのですが、ある委員から「エンディングノート」を配布したらどうかと提案がありました。エンディングノート自体にあまり認識のない委員もいましたが、私は良い提案だと思いました。
これは、決して遺書めいたものではなく、生前に自分の家族への思いや財産、友人知人の存在等々を記し、それを家族に分かってもらうことで、人生の手じまいを綺麗に行えることに繋がると思います。これは「相続」が「争族」にならない
ためにも必要かと考えます。
また、ノートに書くことで、自分の気持ちの整理になり、家族への思いを再認識できる効用もあると思います。
その意味で、60歳を迎えた時に、いつも家族には見せない顔でちょっと真面目に、それも家族に内緒で書いておく時としては、早過ぎもしない、遅すぎもしないちょうどいい年齢かなと思います。
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