「真壁家の相続」を読みました。
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表記のタイトルの小説を読みました。
決して、揉める筈はないと思っていた仲の良い家族が、相続に
なってガラッと変わってしまった物語です。
ところどころに、相続の話を進めていくと、節目節目に相続の法律
用語が出てきて、なれない相続人達はそれを都度、飲み込みながら
また、いがみ合う姿が描かれています。
流れからすると、相続放棄/承認/廃除/特別受益/認知/不在者
/生命保険の扱い/代償分割がこの小説での専門用語が出てきた順番
です。それぞれ、家族のいがみ合いに合わせてこれらの言葉が出て
きましたが、やはりのこれらの用語を口にした場面は争いです。
相続の話し合いは、その場を法律問題にしない適切なリード役が
いるとだいぶ違うなという印象が残った小説でした。
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