野口塾 相続の極意!!
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昨日は、早朝の7時から野口塾に参加しました。
野口塾は、月1回、もめない円満な相続をするために、相続の現場の実務を通して学ぶ野口賢次先生の主催する私塾です。
いつも20名ほど集まりますが、私の様な不動産関係者、それから税理士、鑑定士、生命保険、土地家屋調査士、司法書士などの相続アドバーザーが主たる参加者です。
先生は、もともとガソリンスタンド経営をされておりましたが、業界の先行きをみて、不動産業に転身されました。それも単なる不動産仲介業ではなく、相続に特化した不動産業を実践されています。
先生の進む道は、私のそれとかなりダブルものがありました。
私は石油元売りに勤務し、不動産デベロッパーに転職、その後財産コンサルティング会社を経て今の会社を設立しました。最初は仲介業務もしていましたが、今は全く相続にはまりました。
地元の仲介業者仲間からは、不動産業務と比較して目指す方向も商売のタイミングも違うため、ゆったりとした仕事に見えるようで、商売として甘いとか、詰めが緩いなどと批判を受けます。
昨日、先生はご自分の考え方として、その辺のことを、目指すものが違うといわれ、「お金」を求めるか、「心」を求めるかの違いだと語られました。先生も恐らく不動産業に入られたときには、私と同じように業者仲間から指摘を受けたのではないかと思います。
世の中で不動産仲介業は大切な機能を担っていますし、否定するつもりもありません。
顧客の要望に応える大事なことです。
しかし、一方、顧客は知らない世界で悩んでいるのであれば、それを自分の商売領域に引っ張り込んでしまうのではなく、顧客が全体を冷静に眺められるようなアドバイスをしてあげることも必要ではないかと思います。特に、多くの地主さんは悩んでいます。
やっと来た私の天職です。(あと10年若かったら良かった・・・・・)
しかし学ぶのに、老いも若いも関係ありません。
地元に貢献したいと思うばかりです。
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