野口塾
公開日:
5月20日 早朝の野口塾に参加。
●相続対策のし過ぎにより相続破綻する家がいずれ出てくる●
消費税の値上げや、低金利、また相続税の増税により、地主が競って
アパートを建てています。いづれ「相続対策破綻」と呼ばれる状況が現出
するかもしれません。恐らく、地域の賃貸需要などの調査なしで、
「建てれば入居しますよ」「30年一括借り上げで安心ですよ」という
ハウスメーカーなどの超アバウトなセールストークに乗せられて建て
てしまった地主が多いはずです。
住宅設備も新しいので、入居は最初の5年~10年は大丈夫と思わ
れますが、15年以上になると結構怪しくなります。また、一括借り上げ
などという言葉は、30年変わらず同じ条件で借上げ保証するということ
ではないのです。社会状況が変われば必ず条件変更はあります。相手は
会社です。耳障りの良い話をした担当者も変わってしまいます。
今のアパートの絶対的な条件は駅近であること。それ以外では、基本的に
アパートはNGです。いつか、後後になって、自分のアパートは絶対的に
他のアパートより不利な立地にあるのだということにやっと気づきます。
地主には、倫理観を持った不動産や相続のアドバイザーが欲しいところ
です。
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