海老名市では、市内在住の要介護認定者（３以上）や身体障害者、精神障害者等を

対象に、災害時に支援が必要な人たちを把握し、地域で支援するために

対象者の登録制度をはじめました。

　登録してくれた対象者の情報は、消防、警察、自治会、民生委員、社協

等にそれぞれ提供され、いざという時に、地域で支援するための情報として

活用されるようです。

　考え方は良いのですが、なかなか個人の情報だからということで、登録した

がらない人が多いことと、情報を受ける側、例えば自治会などは、どのように

日頃から準備体制を敷いておくかは難しいところです。私は、今、自治会の役員

をさせてもらっていますが、行政が考えているレベルと地元の素人集団とは

大きな意識のギャップがあります。

　この登録制度を始める前に、地元との意識のすり合わせが肝心なのではないかと

感じます。